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【おすすめ】現役医学生が選ぶ!物理のイチオシ参考書【物理編】

こちらの動画でも医学部受験オススメの参考書を紹介しています(2分30秒〜)。

ぜひご覧ください!

目次1. インプット・参考書
『宇宙一わかりやすい高校物理』シリーズ
物理のエッセンス
2. アウトプット・問題集(標準レベル)
良問の風
重要問題集
3. アウトプット・問題集(応用レベル)
名問の森
標準問題精講

受験生が苦手科目として挙げることの多い物理。
得意な人は満点近くをとってきますが、苦手意識のある人は全く点数がとれず苦戦している印象です。
医学部受験においては、ときに数学や化学で受験生どうしの差があまりつかず、物理が合否を分けることもあります。

今回は、麻生医塾の現役医学生講師が受験生時代に愛用していたイチオシの参考書・問題集をご紹介します。

1. インプット・参考書

『宇宙一わかりやすい高校物理』シリーズ

上巻「力学・波動」編と下巻「電磁気・熱・原子」編の二冊に分かれています。

物理現象を例示やイラストでわかりやすく説明しており、理解を促してくれた。

また、見開き左ページが説明、右がイラスト解説なのが見やすくて良かった

現象の本質を理解すれば物理は暗記科目ではないことを教えてくれた。

(岐阜大学・M先生)

物理のエッセンス

一つの単元が「導入→代表的な解法→例題・解説」という流れで解説されており、例題を解きながら読み進めることで解法を自分のものにすることができます。独学にもオススメの参考書です。

高2半ばくらいから使い始めた。苦手な分野はこの参考書を完璧にすることである程度は克服できると思う。

『良問の風』『名問の森』(後述)に入る前の基礎固めになったと感じる。

(大阪大学・N先生)

2. アウトプット・問題集(標準レベル)

良問の風

後述の『名問の森』とあわせて、物理選択の受験生にとって定番といえる問題集です。

学校の課題で出ていたこともあり、高1から問題演習の教材として使用していた。

新出分野の問題演習をする前に、まずは基礎的な参考書で基本事項を確認をしてから時間をあけて『良問の風』で復習していた。

(大阪大学・S先生)

重要問題集

高2のときに学校から購入し、授業でよく使っていた。

基本的な問題から入試の実践的な問題まで幅広く扱っていて、とてもいい教材だった。

高3のときはより高いレベルの問題集でつまずいたら『重要問題集』に戻って復習する形で活用していた。

(大阪大学・O先生)

3. アウトプット・問題集(応用レベル)

他にもおすすめ参考書としてこのような意見がありました。

名問の森

前述した『良問の風』の続編ともいえる問題集です。やや難易度は高いものの、難関国公立医学部の受験生には必須の参考書といえるでしょう。

現役医学部生講師からも、この問題集を推す声が多く聞かれました。

高3の4月から使い始めた。

8月の模試では半周ほどしかしていない状態で満足のいかない点数だったので、9月10月でもう一度初めから1周、解けなかった問題は2〜3周ほどこなし、11月の模試に間に合わせた。

波の式、電磁気のコイル、交流回路、原子は理解が難しかったため、夏から秋にかけてその範囲の『物理のエッセンス』を1周解いた。

(大阪大学・O先生)

2〜3周していると解法を暗記してしまいがちになる。覚えてしまう分には仕方がないが、「こういう状況の時にはこういう考え方をすると上手く解ける」という知恵を集めることがなにより重要だと思う。

『名問の森』は問題数が限られている分、質の高い演習を目指したい。

(大阪大学・S先生)

学校で配られた問題集をやり込んだ後に使い始めた。

問題数は少ないが、応用の利く考え方が詰まっており、この問題集をやり込めば二次試験でもほとんど困ることはないと思う。

(大阪大学・I先生)

単に解法を暗記しないような工夫がなされていて、どのようなロジックで解けばよいかをしっかりと明示してくれている。

(大阪大学・U先生)

標準問題精講

こちらも難易度が高めの問題集ですが、難関国公立医学部を目指す受験生はぜひこなしておきたい一冊です。

難度の高い問題が多いが、一問でその単元が理解できる良問が揃っており、基本的なことがきっちりと理解できれば解ける問題が多い印象。

問題数が少ないのが難点だが、その分やる気も出るし、何周もして完璧にしやすい。

ある程度のインプットが完了して、基本問題を理解した後に二次試験対策を始める人にはピッタリだと思う。

(大阪大学・K先生)

今回は、麻生医塾の現役医学生講師が受験生のときに使っていたイチオシの物理参考書・問題集をご紹介しました。

次回は【生物編】です。お楽しみに!

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