ブログ

【地歴公民編】医学部受験生、秋からの共通テスト対策は?

麻生医塾公式Youtubeでは共通テストに対応した授業動画や合格体験談、ドクターへのインタビューなど、医学部受験に役立つ動画をアップしています。ぜひご覧ください!

【医学部受験 麻生医塾】再生リスト一覧

目次・時間を取られすぎない!
・過去問をこなし、あやふやな部分は必ず教科書に戻る
・スケジュール例
・まとめ

今回のテーマは10月〜11月から冬にかけての共通テスト対策のポイントと、理想のスケジュールについてです。

今回は【地歴公民編】です。

医学部受験生にとって、地歴公民の共テ対策のポイントはズバリこの2点です。

「時間を取られすぎない!」

「過去問をこなし、あやふやな部分は必ず教科書に戻る」

時間を取られすぎない!

完璧を目指したくなる気持ちは分かりますが、二次試験も合わせた総合得点を考えるとあまり地歴公民の対策に深入りするのはオススメできません

例えば志望校の配点が「共通テスト1000点(圧縮なし)、二次試験1600点(英数理各400点)、合計2600点」だった場合、地歴公民の割合は2600点中100点、配点全体のわずか3.8%です。

地歴公民の点数を10点上げる努力を他の科目、特に数学や理科など総合得点において大きな比率を占める科目にあてる方が圧倒的に”コスパがいい”と感じませんか?

志望校にもよりますが、多くの医学部では共テの地歴公民は”8割”とれれば十分です

多少崩れても他の科目や二次試験で挽回すれば問題ありません。気楽にいきましょう。

過去問をこなし、あやふやな部分は必ず教科書に戻る

国語など他の科目と比べて、地歴公民は新課程でもそこまで大きく問題形式が変わる可能性は低いです。

新課程を受験する方は、旧課程の共通テストの過去問はもちろん、センター試験の過去問や、大学入試センターが公表している「サンプル問題」「試作問題」も解いておくとよいでしょう。

「サンプル問題」「試作問題」について令和7年度からの新課程共通テストの出題例として、大学入試センターからそれぞれ2021年、2022年に公開されました。
 
「試作問題」の方がより本番の形式に近いと考えられますが、感覚を掴むため「サンプル問題」も解いておくことをおすすめします。
 
サンプル問題(『地理総合』,『歴史総合』,『公共』,『情報』)(令和3年3月24日) – 独立行政法人 大学入試センター
 
令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等 – 独立行政法人 大学入試センター

旧課程科目との対応について新課程で受験する方は、ほとんどが「地理総合、地理探究」「歴史総合、世界史探究」「歴史総合、日本史探究」「公共、倫理」「公共、政治・経済」から1科目選んで受けることになります。旧課程と新課程の科目対応は以下の通りです。
 
「地理B」→「地理総合、地理探究」
「世界史B」→「歴史総合、世界史探究」
「日本史B」→「歴史総合、日本史探究」
「現代社会」「倫理」→「公共、倫理」
「現代社会」「政治・経済」→「公共、政治・経済」

スケジュール例

  • 10月〜12月:1週間に1年分の過去問演習
  • 1月:1週間に2年分の過去問演習

間違った箇所、あやふやな箇所は教科書に戻って周辺知識までしっかり確認しましょう。

時代の流れが掴みづらい場合は、Youtubeでいろいろな予備校や先生が公開されている動画教材も理解の助けになります。

正解した問題でも、正解以外の選択肢にあやふやな部分を残さないことが大切です。

まとめ

今回は共通テスト対策【地歴公民編】をお送りしました。

次回は【国語編】です。お楽しみに!

最新情報

麻生医塾LINE公式アカウント
TOP