共通テストまでいよいよあと1ヶ月を切りました。
あと1ヶ月何をすればいいのか、本当にこのままの勉強方法でいいのか、不安でいっぱいの受験生の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、共通テストや二次試験までの限られた時間を有効に活用するため、勉強計画や時間配分に関して
- 今すぐに見直してほしいこと
- あと1ヶ月、意識しておいてほしいこと
を3ステップに分けてお伝えしていきます!
目次1. 「本当の」勉強時間を把握する
2. 勉強時間の配分を見直す
3. 一日単位での計画と見直しを習慣化する
1. 「本当の」勉強時間を把握する
まずは、勉強時間そのものが足りているかをチェックしましょう。
「勉強は量より質」とはいいますが、共通テスト前は量をこなすことも大事になってきます。
机の前に座っている時間が長くても、勉強に取り組むまでの時間が長かったり、眠くてぼーっとしている時間があったりと、意外と集中できていない時間があることが多いです。
「スマホが気になるから少しだけ…」と手にとってダラダラと使い続けてしまう経験は多くの人があるのではないでしょうか?
机の前にただ座っているだけの時間ではなく、勉強に集中できている「本当の」勉強時間がどれくらいなのか一度計測してみるとよいかもしれません。
↑執筆者の実際の勉強記録(Studyplusより)
勉強時間を測る副次的な効果として、「時間を正確に測るために途中でスマホは触らないようにしよう」というモチベーションも働きます。
また、勉強記録だけでなく生活時間の記録をつけるのもおすすめです。
(例:7時起床、8〜12時 勉強、12〜13時 昼食と休憩…)
自分が何にどれくらい時間を使っているか、一日の過ごし方を見直すスキルは受験が終わってもきっと役に立つはずです。
2. 勉強時間の配分を見直す
共通テスト、二次試験まで勉強に使える総時間は限られています。
限られた時間を効率的に利用するための時間配分について、共通テスト直前に見直すべき点を2つ紹介します。
① 得点配分の低い科目ばかりに時間を使っていないか?
特に医学部受験生は共通テストの情報、地歴公民、古文漢文など、二次試験も合わせた総合得点に占める割合の低い教科がいくつかあるはずです。
時間対効果の低い科目に時間を使いすぎていないか、時間の使い方をチェックしてみましょう。
② 得意科目ばかりに時間を使っていないか?
得意教科は解けるから楽しい、楽しいからもっと解きたくなるというループが起こりがちです。
楽しんで勉強できるのはよいことですが、共通テスト・二次試験前という時間の限られた状況ではあえて苦手な科目や分野に取り組むことも重要になってきます。
↑執筆者のStudyplusより。比較的得意だった英語を思いきって切り捨てて、理系科目に時間を割いていました。
限られた時間で最大の効果を上げることを意識して、時間配分の見直しをしていきましょう!
3. 一日単位での計画と見直しを習慣化する
さて、自分の勉強時間と現状を把握できたら、共通テストまでの残り時間でやるべきことを実際の計画に落とし込んでいきましょう。
まずは週単位でのやるべきことをざっくりと書き出してみましょう。
次に、直近の一週間の計画を一日単位に分割してみます。
このとき計画した「一日でやりたいこと」と「一日でできること」にはギャップがあることが多いです。
ここでやってほしいのは「一日単位での計画と見直しのサイクル」です。
勉強時間の記録をつけながら、毎日の計画と振り返り・見直しを繰り返していきましょう。
計画・見直しの3ステップ1. 前日の夜または一日のはじめにその日やることの計画・見通しを立てる
2. 一日の終わりにその日の振り返りをする
3. 想定時間と実際にかかった時間の差を踏まえて翌日以降の計画を立てる
このサイクルを繰り返していくことで
- いつもやりたいことを詰め込みすぎて計画倒れになってしまう…
- 一日の計画通りにできた試しがない…
という不安から抜け出すことができます。ぜひお試しください!
さいごに
共通テストまで残りあと少し。なかなか余裕がなくなってくる時期かもしれませんが、現状を客観的に把握し、計画と実行を繰り返しながら最後まで頑張っていきましょう!