受験生の1日
医学部受験
学校がある平日の一例
学校のない休日の一例
まとめ
医学部受験
医学部は人気の学部となっており、医学部に合格するには大変な努力を必要とします。そんな厳しい医学部受験を乗り越えるために、受験生はどのような生活を送り、勉強を進めるべきなのでしょうか。今回は現役生の1日に着目していきます。
学校がある平日の一例
6:00 起床
1日を有効に使うため、早起きを心がけましょう。まず、朝起きたら、前日の夜に頭に入れた勉強内容の復習をしましょう。寝る前に覚えたことを朝起きてすぐに確認することで、定着率が大きく向上します。最初は少しの時間でもよいので、前夜の復習の習慣をつけましょう。
6:30
前夜の復習を行ったら、着替えや朝食を済ませましょう。身支度を早い段階で済ませることで、時間にゆとりが生まれるだけでなく、気持ちを切り替え頭を覚ますことが出来ます。頭や体に栄養を送り、1日を元気に過ごすためにも朝食は必ず取りましょう。
学校に行くまでの家で過ごす時間は、計算問題やリスニングに取り組むことをお勧めします。計算やリスニングは毎日触れないと、どんどんと力が落ちて行ってしまいます。そのため、日課として朝の決まった時間にこなしてしまうと良いでしょう。毎日コツコツ取り組むことで、大きな成果が得られるようになります。また、学校に出発するまでの時間がかなりある方は計算やリスニングに加えて、数学の問題に取り組んでも良いでしょう。頭が冴えている朝のうちに、頭をよく使う数学に取り組むことで効率よく学習できます。
7:00
学校への通学時間も大切な勉強時間です。単語帳などの暗記を行いましょう。たとえ短い時間でも長期間続ければ、膨大な勉強時間となります。そういったスキマ時間を上手く利用できるかどうかは、大きな差となっていきます。
8:00
学校には少し余裕をもって到着できると良いでしょう。始業時間までに、学校の授業内容の復習や課題に取り組めると良いです。
8:30～16:00
学校の授業は、その授業内で理解できるように努めましょう。分からないところは、授業後に先生に聞きに行くなどして、早めに解決させましょう。
16:00～20:00
まとまった勉強時間が取れる貴重な時間です。塾に通っているのであれば塾で、自分で勉強を進めるのであれば自分の集中できる場所で、勉強しましょう。自分で勉強を進めるのであれば、なるべく多くの科目に触れることを意識しましょう。こうすることで、気分転換になり集中力が続くだけでなく、各科目の感覚を鮮明に保つことが出来ます。
部活がある方は、部活の間は精一杯部活に集中しましょう。勉強とのメリハリが大切です。
20:00～22:00
1日頑張った自分の疲れをとる時間です。夕食を取ったり、お風呂に入ったりして心と体をリフレッシュさせましょう。
22:00～24:00
最後のひと踏ん張りです。ここでは、新しい勉強をし始めるよりも、1日の勉強内容を振り返りましょう。学校での勉強や自分でやった勉強を振り返る時間とします。学校の授業内容の復習となる宿題などに取り組んでも良いでしょう。この過程を踏むことで、勉強内容がかなり定着しやすくなります。寝る直前には、今日の勉強でこれは絶対覚えておきたいというものをもう一度頭に入れましょう。そして、また翌朝確認するのです。
24:00 就寝
睡眠は大切です。健康面でも、頭の働きの面でも6時間は寝るようにしましょう。
学校のない休日の一例
7:00 起床
学校がなくてもこのくらいの時間には起きるようにしましょう。まず、朝起きたら、前日の夜に頭に入れた勉強内容の復習をしましょう。寝る前に覚えたことを朝起きてすぐに確認することで、定着率が大きく向上します。最初は少しの時間でもよいので、前夜の復習の習慣をつけましょう。
前夜の復習を行ったら、着替えや朝食を済ませましょう。気持ちが切り替わり、目も覚めていきます。
7:30
まずは、計算問題やリスニングに取り組むことをお勧めします。計算やリスニングは毎日触れないと、どんどんと力が落ちて行ってしまいます。そのため、日課として朝一番にこなしてしまうと良いでしょう。毎日コツコツ取り組むことで、大きな成果が得られるようになります。
8:00～12:00
頭が冴えている午前中のうちに、理系科目の勉強をしましょう。まとまった時間が取れるので、過去問などに取り組むのも良いでしょう。また、平日に学校や塾で学んだ内容の演習を問題集などで積むのも良いです。
12:00～13:00
昼食を取り、休憩をしましょう。集中力を持たせるためにも、オフの時間は大切です。
13:00～20:00
午前中に触れなかった科目は、午後では触れるようにしましょう。各科目の感覚を鈍らせないためにも、短い時間でもすべての科目に触れましょう。平日にインプットした内容をアウトプットすることを意識しましょう。インプットとアウトプットを繰り返すことで、定着していきます。
20:00～22:00
夕食を取ったり、お風呂に入ったり、休息をとりましょう。心と体をリフレッシュさせましょう。
22:00～24:00
最後のひと踏ん張りで、1日の勉強内容を振り返りましょう。そして、平日同様、これは覚えておきたいというものを意識して頭に入れましょう。また、翌朝さらに復習しましょう。
24:00 就寝
まとめ
いかがでしたか。なかなか理想通りにはいかないかもしれませんが、平日でもなるべく5時間以上、休日は10時間以上の学習時間を取るように心がけましょう。医学部受験ではこれくらいの覚悟が必要です。質と量を兼ね備えた勉強が長期にわたってできるよう、適度に休憩をしながら頑張りましょう。また、1度やっただけでは人間は忘れてしまいます。復習を何度も繰り返すことを意識しましょう。
