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医学部受験 理科の勉強法

医学部受験
理科の科目選択
基礎
応用
発展

理科の科目選択

理科には4つの科目があります。物理、化学、生物、地学の4つです。各科目の特徴について述べていきます。自分にどの科目があっているかを見極めて、科目選択をしましょう。

物理の特徴
物理で必要とされる能力は数学と似ていると言われることが多々あります。数学と同じように定理や公式を用いながら、計算をして答えを導いていくのが物理の特徴です。物理は暗記量が比較的少ない分、思考力を問われます。

化学の特徴
化学は物理よりも解法が明瞭なことが多いです。一度解法をマスターしてしまえば、化学は得意科目としやすいです。物理よりは覚えることは増えますが、物理ほど数学的ではありません。

生物の特徴
生物は暗記量が多いことで有名です。しかしその分、覚えたら解けるという問題が物理や化学よりも多いです。暗記が得意な人は、高得点が期待できるかもしれません。

地学の特徴
地学を選択する受験生は非常に少ないです。そのため、売られている参考書や問題集も少ないです。また、地学を入試に使うことができない大学もあるので、しっかりとチェックをしましょう。

医学部受験生に見られる特徴
医学部受験生はどの科目を選択することが多いのでしょうか。他学部と同じくやはり物理化学選択者の割合は多いです。しかし、医学部は他学部よりも生物化学の選択者の割合も多いです。理由としては医学部入学後に生物の勉強をしなければならないので、大学受験時に勉強をしておくと少し有利に働くこともあるからです。

基礎

ここからは、理科の勉強法について述べていきます。他科目同様、基礎、応用、発展の順で進めていきます。

基礎では、単語や公式の暗記、解法理解に努めましょう。まずは、教科書などを利用して基本事項を頭に入れ、練習問題などで各科目の特徴に慣れていきます。理科では、このステップが他科目以上に重要です。なぜなら理科では大学入試レベルの問題でも、基礎レベルが分かっていれば解ける問題が含まれているからです。基礎を制する者こそ理科を制すると言っても過言ではありません。しかし、しっかり発展のステップまで踏むことは忘れないでください。

応用

応用では、基礎で学んだことを問題集などの演習を通して復習していきます。そこで見つかった基礎の穴はしっかりとつぶしていきましょう。基礎が怪しいと思ったら、基礎に戻ることを躊躇しないでください。

発展

発展では、過去問に取り組みましょう。難しく感じるかもしれませんが、今まで踏んできたステップの積み重ねです。分からなかったら基礎や応用に戻って復習しましょう。この繰り返しで、確実に理科の実力がついていきます。
よく言われることですが、理科はギリギリまで伸びる科目です。英語や数学に比べると、勉強開始時期が遅い分、理科は伸びしろが大きいので、最後まで諦めずに理科の学習に励んでください。

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